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後輩からの連絡

公開日

 おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。

 今日も暑くなりそうですね。

 お盆真っ只中ですが、当院はいつもと変わらずに開けています。

 特に忙しくなりそうな本日は、夜の8時30分ぐらいまで続けて患者さんが入ります。

 体力勝負なので、こまめにエネルギーを補給しないと…。

 

 昨夜、帰ってきてメールをチェックしていたら、いつも勉強を共にしている後輩から連絡が…。

 どうやら、体調がすぐれない様子。身体を診て欲しいとのこと。

 さっそく来週に予約を取りました。

 

 ラーメン屋さんにはラーメン屋さんの。

 事務職には事務職の。

 お菓子屋さんにはお菓子屋さんの苦労があるように、我々セラピストの様な身体を触る仕事にしか分からない苦労や悩みもあります。基本的には、お身体の不調を持っている方と接し続ける仕事。

 

 その神聖なお仕事に対する身体の負担もそうですが、そこに加えて組織内での悩みもあると思います。

 

 ご家族の事、将来のこと…。

 

 悩みを上げたら、尽きないでしょう。自分も過去はそうでした。

 

 自分の若手の頃は、「将来は理学療法士の数が大きく増えて、飽和状態になる。仕事がなくなるかも…」という漠然とした不安に何度もかられました。

 本気で看護師への転職を考えた時期もあったのですが…。

 

 でも、こうやって理学療法士を続けています。やっぱり、直接触れて、患者さんを回復に導く仕事が好きだったのです。

 

 希望があれば、闇は見えない。

 

 よく言ったものです。

 

 自分はもう、人から技術を習う段階ではなくなりました。

 

 患者さんと対峙して、そこで全力で向き合い。リハビリをして。

 

 そこで得たものを元に、さらに前に進んでいく。それしか方法はありません。

 

 自分自身の身体が壊れることもしばしば…。でも、ここから逃げると、もう先に行けないのです。

 

 だから、後輩には同じ道は進ませたくありません。

 

 身体を壊すのは、未熟な証拠とおっしゃる同業者がいるかも知れません。

 

 それも否定しませんし、そのような向き合い方をすることも確かに可能です。でも、それでは絶対に超えられない壁がある。

 

 僕は、はっきり言って、明日当院を閉めても良いと思っています。

 

 自分自身のフルパワーを出さず、安全策をとりながら臨床を続ければ、長く続けられるでしょう。

 

 でも、それはもう許されない段階に来ている。自分自身が許さないのですよね。

 

 行ける所までいって、ダメなら、そこで休む。そして次を考える。

 

 当院は開業3か月。

 

 都内、川口、浦和、白岡、鴻巣、吉見、行田、熊谷、籠原と様々な場所から患者さんが来てくださっています。

 

 当院には、当院の役割がある。

 

 さぁ、今日も頑張りましょう。

 

 

 

 

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