頸椎のロック
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おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。
う~ん…。まだ頭が目覚めていませんが、自宅のアパートからブログを打っています。
朝は何気に書きたいことが浮かびやすい様です。
今日書くのは、頸椎について。ロックとは、音楽の事ではありません。固まる方の、ロックですね。
プロレスで言うと、スコーピオンデスロック=サソリ固め。
わかる方いるでしょうか?長州力選手の得意技です。私、プロレス大好きで御座います。
過去にプロレス好きの歯科医の方を担当したことがあり、会話が止まらなかった記憶。
いやいや、今回はプロレスの話ではありません。頸椎の話ですね。
首が痛いという方は、この現代ではとても多いことと思います。思い浮かぶ原因は、パソコンやスマホのやり過ぎに伴う、猫背や目の酷使など。そして運動不足によって、肩甲骨や頸椎周囲の筋力が低下し、ストレートネックになるというケースが想像しやすいでしょうか。
僕が一番初めに興味を持って、色々と勉強していたのは、寝違えと交通外傷。いわゆるむち打ちのリハビリです。
これらは、頸椎だけの施術では十分な変化が得られません。
胸郭や肩甲胸郭関節、また腕全体のリハビリを組み合わせることで、良好な成績を得てきました。
恩師から、「寝違えは胸郭問題が多い!」と教わった時は、身体の奥深さを改めて感じたものです。
現代は精神的な緊張状態の持続や、大気汚染。喫煙。不健康な食生活など、様々な問題から胸郭の硬さを生み出します。
それが頸部痛や頸椎の可動域制限の温床になるわけです。
あと意外と知られていないのは、手指や前腕からの影響ですね。パソコンのタイピングや書字が強い人。また、手をこわばらせながら、内職や縫物などをされている方は、手指や前腕の筋肉がコチコチになりがちです。
その場合、頸椎も併せて緊張が高まります。手の筋肉や筋膜、また正中神経などの末梢神経をケアすることで、頸椎の可動域がガラッと変わる方も何気に多いのです。
ただ、頸椎自体のケアももちろん必要であり、的確に頸椎の椎間関節や椎体間関節。またルシュカ関節などを操作できることが求められると思います。
お身体の様々な場所の中で、最も難易度が高いのはこの「頸椎」になりますね。
後輩指導でも、もっとも気を抜けない場所です。
でも、この頸椎の的確なケアは、高齢化社会を進む日本にとって。
とても大きな意味を持ちます。
詳しい理由は、また次回に書きたいと思います。
さてさて、朝ごはんを頂きましょう。今日も頑張るぞ。お~!!