理学療法士の開業
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おはようございます。みどリハのみねざきです。
今日は一日雨予想ですね。皆様、お家でじっと過ごされる方が多いのでしょう。
さて、開業して3日が経過しました。
順風満帆とは言えませんが、数人の方にご利用して頂けました。ありがとうございます。
ご利用してくださった方は全員、2回目のご予約をして下さいました。ひとまず、効果を実感して頂けているのかなと感じます。
僕はずっと医療機関で個別のリハビリテーションを実施していました。
医療機関でのリハビリテーションは、医師の診断の下、計画を立てて行われます。そのたえ、医療保険が使えます。3割負担であれば、1500円しない金額で(加算の関係で、さらに掛かる場合もあります)、受けられたわけです。
今は開業し、完全に自費診療で施術をしていますので、受けるための倍以上になります。
はっきり言って、自分の施術にその価値があるのか。考える部分もありました。
でもここ3日間の勤務を通してみて、ちゃんと仕事をすれば、気持ちよく対価をお支払いいただけることを知りました。
病院にいるときは、絶対に知りえなかった事実です。
ずっと自営業や販売業をされている方にとっては、当たり前なのかも知れません。でも悲しいことに、医療機関に所属していると、患者さんにかかる金銭的な負担に意識が向きづらいのです。
入院のリハビリであれば、月末換算が多いと思いますし、その際は入院の費用などほかの金額と合計で提示されるため、「一回のリハビリに、これだけの金額を払っているんだ」というところまで意識が向きづらい。
もちろん、気にされているセラピストや患者さんもいるとは思いますが、僕が知る限りでは少数派です。
以前、先に開業されたセラピストが、「病院にいる理学療法士は守られている」という表現をされていました。
その時は、医療機関に身をおいて全力でリハビリテーションを提供していたので、反発する気持ちもあったのですが…。
でも、冷静に考えてみると本当の事だなと思います。
もっとわかりやすく言うと、成功しようが失敗しようが、セラピストの懐には響かないのです。
入院している患者さんであれば、翌日もリハビリがあります。
外来であれば、気に入らないセラピストを担当から外してもらえばいいだけのこと。そこから解雇までいくことは、よっぽどの事がない限り、ありません。
この事実が、現在増えている理学療法士の開業に繋がってきます。
では、続きは次回に…。