出張施術
公開日
昨日は川口市内の患者さんからご依頼を頂き、出張施術を行ってまいりました。
詳しくは書けませんが、難しい症状の患者さんです。
都内の大学病院にて、数週間検査入院をしましたが、原因が分からず…。
自分の足でしっかり歩いて、また職場へ復帰できるように懸命なリハビリを続けています。
「病院でよくならない」ケースには、大きく二通りがあります。
客観的な検査では問題が検出できないこと。
医療機関では、対応できない症状であること。
川口の患者さんは、両方にあたります。検査入院中は、リハビリも並行して受けていたご様子ですが、変化がありませんでした。
通常のリハビリでは難しいのですよね。
では僕が施術したからどうなの?ということになりますが、劇的な変化を出すことは難しい。
ただ、確実に少しずつ前進させることができる。
ここが違うのだと思います。
ひとの身体というのは、一日の変化量が決まっています。良い刺激でも、悪い刺激でも許容量が決まっているのです。
お身体を患っている方は、その許容範囲がさらに狭い。
悪い場所に適切に刺激を加え、変化させることが求められます。
やればやるだけ効果がでるものでは、決してないのです。
「ここまで」というところまで行ったら、あとは休まさせてあげなければなりません。
13年間理学療法士をやってきて、この「やり過ぎ」にならないことの大切さが身に染みています。
ひとの身体は、本当に難しいし、神秘的でもあるのです。
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