セオリー
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おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。
昨日の出張リハビリのおはなし…です。
今回伺った患者さんは、転倒による股関節の骨折。そして手術を受け、リハビリをされた上で退院の運びとなりました。
もう長いおつきあいになる患者さんなのですが…。
久しぶりに再会すると、ご自宅内に車いすが…。
まだ幹部の痛みが強く、満足に歩けないとのこと。
顔色は比較的良かったので安心しましたが、目を引いたのは、足関節周囲の筋肉の萎縮。
「これは…」。入院されていた時のリハビリで、足関節のケアを行っていなかったことは明白でした。
股関節自体のリハビリはしっかりされていたようですが、それだけでは難しい症例です。
股関節でダメなら、足関節。これは当たり前のことなのですが…。
自分自身の範疇を超える患者さんの場合、いつも通りのセオリーに沿ったリハではダメなのです。
昨日は足関節周囲に３０分近くを掛けて、筋肉や血管。神経の滑走性を改善。
足関節の安定が高まれば、当然股関節の負担も減ります。
そして、体重を乗せないように歩いていた結果、胸郭や脊柱の柔軟性も著明に落ちていました。
そちらのケアも併せて。
さぁ、来週はどうでしょうか。
今日は特に忙しい…。頑張りましょう。
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