むかしのはなし
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こんばんわ。みどりリハビリサービスのみねざきです。
ふと思い出したので、むかしのはなしを。
以前の山川整形外科にお世話になっていた時代。土曜日の午後の時間を使って、訪問リハビリをしていました。プライベートの時間なので、自分のやりたいようにやっていました。
とにかく患者さんを良くしたい一心で、どうしたら継続できるのか。
そして、患者さんがより良くなるのか。
それしか考えず。
料金は交通費のみを頂いていました。費用が続かなくて、リハビリを断念するということだけは、絶対に避けたかったからです。これは自分が提案したことであり、患者さんから提案されたものではありません。
お金ではなく、もっと大切なものを追っていたように思います。
家族や仲間、治療家の先輩からは、「お金をしっかりとったほうがいい」と言われました。
僕が行っていることに対して、凄いねという方はいましたが、理解されている様には感じず…。
プロである以上、対価を頂くべきという意見が圧倒的に多かったです。
でも、この経験はほかに得難いものをいろいろと授けて下さったように感じます。
今でもその患者さんとは、関係が続いています。
以前のように頻繁にお伺いすることはできなくなってしまいましたが、それでも患者さんは前向きに、ご自身の身体と向き合っています。そして、一歩ずつ階段を昇ってる。
あんな紙切れに支配される人生は絶対に嫌。
だから、お金に対しての執着がないのかも知れません。
生きていく上で、お金は必要。
でも、貧乏でも幸せな人はたくさんいます。
お金持ちでも不幸な方も、たくさんいます。
人の幸せって、何でしょうか。
みどりリハビリサービスを通して、何を見つめ。
そして失うのか。
先は長いのか。
すぐなのか。
明日も精いっぱい、生きるのみです。