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リーキーガット症候群

公開日

 おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。

 今朝は腸のおはなし。

 

 リーキーガット症候群。この名前をご存じでしょうか。訳すと「漏れる腸」となります。

 医学的には、仮説の病気という位置づけの様です。

 

 詳しい説明は、専門書はホームページを参考にして下さい。簡単に言うと、腸の粘膜が壊れて、未消化のものが体内に取り込まれやすくなり、体内に毒素が蓄積しやすくなる。

 そして、肝臓や腸などにさらに負担が加わるとともに、アレルギーや貧血、慢性疲労などのお身体の不調を生じやすくなる。

 一度荒れてしまった腸粘膜に対して、繰り返し不適切な食事が繰り返されることで、さらに未消化の食べ物が体内に入り続けるようになるわけです。

 腸の粘膜が壊れる原因は、色々とあると言われています。食生活だけではありません。

 

 さて、当院にお越しになる患者さんでも、主訴がおなかの症状でないケースで、このリーキーガットを疑う事があります。

 

 このリーキーガット症候群。

 

 食事療法で改善を試みる場合、重症度によってはかなり大変な制限を掛けなければならない様です。

 

 その中心になるのは、グルテンと記憶しています。

 

 実際の臨床でも、小麦関係は悪い反応を示すケースが多い。

 

 ただし、徒手療法を組み合わせながら、細かく食事制限を掛けることは可能だと思っています。

 

 例えば、一律に「これは食べてはだめ」と制限を掛けるのではなく、「今週はこれはOKです。これだけは、避けて下さい」。

 

 グレーゾーンをうまく探りながら、腸の機能。また体内環境をサポートしていく必要があるのです。

 

 

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