牛乳
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おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。
今朝は牛乳のおはなし。
自分が整形外科クリニックで働きはじめて、最初に食事指導に乗り出したのが、「牛乳」でした。
オスグッドシュラッター病や、腰椎分離症など。
いわゆる腹壁の柔軟性低下が著明になっているケース、簡単に言うとおなかがガチガチの場合。
問診をしてみると、牛乳を好んで飲んでいる子が多かった。
ラクターゼを中心とした、牛乳を分解するメカニズムや乳糖不耐性などについては、各自で調べてみて下さい。
ただし、経験を積んでいると、分かってくることがあります。
牛乳を飲むことの弊害はいろいろな記事で目にすることができますが、全員ではないということです。
当然ですが、牛乳を飲んでも身体に弊害が生じないケースも多々あります。
全員が「牛乳はダメよ!」とはならないのです。
身体の作りや内臓の機能、腸内細菌、消化酵素の分泌量など。
それぞれに個性があります。
丁寧にお身体を観察していると、「この方は牛乳OK」、「アルコールを飲まれているけれども、ちゃんと体内で処理されている」などがある程度わかるようになります。
一概に食べ物を制限せず、本当にその方に必要な食事制限をしてあげるべきですね。
食べることは楽しみであり、鋭気を養う意味合いも持ちます。
本当に必要なことを提言したい。
僕は栄養学については詳しくありません。これから先、アレルギーを持たれる患者さんが増えることも予想できるので、もっと踏み込んでいかないとと考えています。
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