後輩
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こんばんわ。みどりリハビリサービスのみねざきです。
本当は明日の朝に書こうと思っていたのですが、頭が温かいうちに。
日曜日は午後3時から、研修会を開催しました。
定員100名の部屋に、合計8名。距離を取り、マスクを着用。そして、消毒を徹底しながらの研修会。
程よい緊張感を持ちながら、受講生の成長具合に合わせて、課題を提供しました。
その中で、やはり後輩の元気の無さがちょっと気になり。
研修自体は集中して受けてくれましたし、笑顔もたびたび見られ、とても良い雰囲気でできたと思っています。
でも、帰り際。
このご時世に揺られ、不安が隠せない様子でした。
どこの職場も、同じです。夏は何とかボーナスを支給してくれたところも、冬はどうなるか分かりません。
それに感染症にいつかかるかという、漠然とした不安感により、職場を信用できなくなっている職員もいることと思います。
高齢化社会を突き進む日本において、もうしばらくは、病院などの医療機関が、収益に困るという自体が見えにくいものだと。多くの人が考えていたと思います。
でも、病院であっても利益を上げなければ、潰れてしまいます。
不要不急の中に、医療機関が入っている方は予想以上に多かった。
実際に患者さんに触れて、話を身近で聞いて。そんな立場のセラピストが、ぶれてはいけません。
どんな状況にあっても、絶対にぶれてはいけないのです。
揺さぶられることがあっても、じっとこらえ。そして根を張り。
真面目に勉強を継続してきた後輩が多いので、そんな彼らを支えていくのも自分の役割だと思っています。僕は責任ある立場に着くことを望まず、患者さんの回復のみを追い求めて、ここまで来ました。
だから、もしかしたら言葉に重みがないかも知れません。
でも、みんなが一目置いてくれるのは、ほかの人にはない技術力や指導力を持っているからだと思っています。
何が正しいのか分からない、本当に難しい。苦しい状況ではありますが、みんなで乗り越えていけたら。
あしたもがんばるのみです。