内臓
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おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。
今朝は内臓のお話です。
内臓への施術方法は、かなりの数が存在します。僕も研修会で、いくつか習いました。
若手の頃は、内臓への介入による体の変化が面白くて、色々な患者さんへ使っていました。多かったのは、食生活の問題から、左の中殿筋や大殿筋の筋出力が大きく低下している方に、大腸への施術をするというものでした。
未熟な自分の技術でも、筋出力が劇的に変わります。筋トレするが馬鹿らしくなるぐらいの変化です。
ただ、そのうち使わなくなってきました。
患者さんの満足度があまり高くないことと、それよりも大切なことがもっとある!と気付けたからですね。
場合によっては、内臓へフォーカスを当てた施術をすることもありますが、少数派です。
内臓機能というと、血液検査や病院での検診などで状態を把握している方が多いですよね。
でも、機能低下という観点からみると、もっと早い段階で問題が起こり始めます。
実際に病気になったり、血液検査で異常値を指摘されるぐらいになるのは、もっと先のおはなし。
早めに対処しておけば、様々な障害を予防できる可能性があるわけです。
でも、「ここの働きが落ちていますね」と指摘しても、なかなか理解が難しい。
簡単なのは、物を持たせての検査です。
今朝の患者さんであれば、缶コーヒーやトマトジュースを持たせた状態で筋力検査をすると、確実にダウンすることが分かりました。
実際に体験すると、理解が進みます。
やる前からダウンすることは分かっていましたので、僕からすると想定通りです。
お身体を触っていると、これはダメだな。これはおそらく大丈夫とか。いろいろ浮かんできます。
一見身体に悪そうなものでも、案外相性によっては大丈夫だったりもするので、難しいところですね。
例えば、菓子パンとか。
その方に必要な食生活の指針をさせて頂くことが、回復の大切な一歩になったりします。
身体はふしぎ。
では、今日も頑張りましょう。