歯と首の関係(2)
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おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。
今朝のブログは、歯と首の関係の続きになります。
昼間は打つ時間が取れなそうなので、今のうちに書きたいと思います。
昨夜は、第2~3頸椎周囲の問題は、歯やあごの状態を反映しやすいという事を書きました。それと、噛むことの補正として、姿勢を変化させている可能性があることも。
この歯の問題は、非常に根深く、時には長い年月を修正に要します。
特に気を付けて欲しいのが、歯科矯正とインプラントです。
人の身体は、左右対称には作られていません。「骨盤矯正」を謳い、左右のずれを整えます!という安易な説明をされている場合は、ちょっと怪しいと感じて下さい。
骨盤矯正を本当の意味で実施できて、さらに効果を出せる方の場合は、もっと奥の裏付けが必要です。
もし骨盤矯正を受けたいのならば、そこまで説明を求めて下さい。
話が反れました。人はきれいにまとまらず、それぞれが個性を持っているのです。つまり、見た目で完璧な美は、身体の機能としてはどこかで負担が掛かっている可能性が大いにあります。
その個人が許容しうる範囲で、理想的な位置(見た目的に)へ修正をして下さる歯科医の先生は多くありません。
歯科矯正の状態を診ると、相手の先生がどれだけの腕をお持ちか。僕の主観ではありますが、分かります。
見た目だけの矯正で、逆に首や胸郭の緊張を上げてしまっている場合は、当然×。
圧倒的な技術力で、相手を包み込んでしまうような先生は、△。
そのぎりぎりを見極め、姿勢や骨格の緊張を加味して、歯科矯正やインプラントを行える先生は〇。
では、どうやってその先生を見つけるのか。
歯科矯正もインプラントも、ある意味一生ものです。
口コミだけでは決めず、とことんこだわって、納得したうえで決めて下さい。
おすすめは、実際に矯正した状況を想定して、姿勢や骨格の状態を評価してくれる院がいいですね。
人はみんな個性を持っています。
それが、「人」なのです。
完璧主義は良くありません。
最後は哲学的な書き方になりましたが、でもそれが真実なのです。
曲がりつつ、ゆがみつつ。生きたいように生きましょう。
さぁ、これから朝ごはんです。
今日も頑張ってまいりましょうか。