施術について(1)
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おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。
今日も午前中は良い天気なのでしょうか、曇り予想ですが、明るい朝です。
さて、今回は僕が行っている施術について、記載します。
ホームページを見てくださった方は、「どんなことをするのだろう」と疑問に思うかもしれません。
うちのホームページは、必要最低限の事しか記載していないためです。
その理由は、施術内容を詳しく書けないためです。
いろいろな手技を勉強し続けてきましたので、やれと言われれば大抵のことはできます。
ただ、現在は無意識に患者さんの身体に手を伸ばしていることが多いため、意識して「〇〇法」、「〇〇の施術」みたいに説明ができない。
とはいえ、軸になっているものはあります。
理学療法士としてずっと医療機関やデイサービスなどで勤務していましたので、解剖学や運動学などの身体に関わる基礎的な知識は頭に染みついています(忘れていることも、結構あるかも知れませんが…)。
それに加え、僕の施術の大きな支えになっているのは、「身体呼吸療法」と「クラシカルオステオパシー」です。
聞いたことない方が多いと思いますので、簡単に説明を加えます。
身体呼吸療法とは、マニュアルメディスン研究会の大場弘先生が開発された方法論です。
詳しくは、大場弘先生のブログを参照して頂きたいのですが、簡単に説明すると
「細胞ひとつひとつの働きを促しながら、体液の還流を誘導するもの」です。
現代の方は、精神的な緊張状態に置かれることが多く、腹式呼吸だけでなく、胸式呼吸も十分に行えていない方が多い。
ハラから呼吸を誘導することにより、まるで潮の満ち引きのように、体液の還流を促していきます。
僕自身がこの身体呼吸に出会ったのは、7年半前です。実際に施術を受けた時の感動は、今でも忘れられません。
それから現在の恩師との関係が始まりました。
ずっと体液を扱うような施術を繰り返し行ってきましたので、その結果、リンパ浮腫に対する独自の治療法が可能になったのかもしれません。
新鮮な血液やリンパ液が、臓器や四肢末端。そして脳へ行き届いていれば、健康は維持される。
巷でもよく聞くお話だと思います。
ただ、この体液(血液やリンパ液、組織間液、脳脊髄液も含めます)をコントロールすることは、言葉ほど簡単ではありません。
体液を還流させる力源、生成元、血管やリンパ管、それらに大きな影響を与える自律神経系の状態。
もちろん、骨格的な問題があっても、体液の還流は妨げられてしまいます。
話は変わりますが、一般的なラジオ体操はとても精巧に作られており、しっかり行うと体液の還流に大きく効果を発揮します。
健康維持のために、ラジオ体操はおすすめですね。
今は6時30分ごろになると、公園や広場に人が集まり、体操をしている光景をよく見かけます。
素晴らしい取り組みですよね。
あれで体にエンジンをかけ、体液の還流を促した後。少し息が上がる程度にウォーキングや軽い筋力トレーニングなどを行うとさらに良いですね。
もちろん、体力に合わせてで構いません。
さて、今回はここまでと致します。 「クラシカルオステオパシー」については、またいつか。
お付き合い頂き、ありがとうございました。 みねざき