資質
公開日
おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。
今日も暑いですね…。明日は、高崎で33℃になるとか…。
自分が子供の頃は、30℃を超えると「今日は暑いなぁ…」と思っていましたが、今は30℃程度では大したこと無いように感じます。
昨年末から、記録的な暖冬。そして雪不足となった日本。
多くのスキー場が閉鎖されました。
もうウィンタースポーツを楽しめる環境ではなくなってしまう恐れもありますね。
緊急事態宣言の際は、自動車の往来が減り、また不要な買い物や外出を控えた結果。夜の空気がとてもキレイに澄んでいた様に思います。
そういえば今朝のニュースで、奈良のシカが健康的な糞をするようになったとの記事を見かけました。
なんでも、鹿せんべいの食べ過ぎがなくなったおかげで、おなかの調子が良くなったとか。
あとは観光客に囲まれる心理的なストレスから解放された結果かも知れませんね。
このコロナ渦で苦労している方、健康を害された方はたくさんいますが、自然。そしてほかの生き物。地球自身は喜んでいるかも。
共存、共栄とは何か。
今一度、全員で考えなければならないでしょう。
そうすれば、また日本らしい四季を望める日が来るかも知れないし、ウィンタースポーツを気持ちよく行える日を増やすことにもつながるかなと思います。
さて、当院には理学療法士の方が5名ほど、患者さんとして通われています。
決してこちらから営業活動をしたわけではなく、自身の意志で。
そのメンバーは、それぞれが豊かな才能を持ち、一生懸命臨床に取り組んでいます。
面白いもので、患者さんとの出会いは必然性を帯びています。
力のあるセラピストには、難しい患者さんが付きます。
その分、リハビリをする際に、自身に降りかかる負担も大きい。
そこに耐えて、患者さんと乗り越えていくことで経験値を積み。さらに力をつけると、また難しい患者さんと巡り合うことになるのです。
そうやって、患者さんに鍛えられ、感謝されていく。
ただし、セラピストも人間です。身体が壊れてしまえば、力を出すことはできません。
僕も若手の頃は、患者さんのリハビリで自身の身体を壊し、そのたびに長野県へ施術を受けに通っていました。
施術のやり方がだめだ!と怒られながら、その都度修正をして頂き。
帰りのバスの中では、楽になった喜びとともに、新しい自分に何が見えるのか。何ができるのか。
ワクワクしながら、帰ったことを覚えています。
時は流れ、今度は自分がケアを行う側に回りました。
才能豊かで、一生懸命仕事をしている仲間をサポートし、新たな力を引き出してあげる。
そうして、患者さんにも還元される。
自分なりに、尊い仕事だと認識しています。
これを読まれている一般の方に、言いたいことがあります。
もしご自身、そしてご親族の方が入院および外来のリハビリに満足できない場合。
その時は、遠慮なく病院側に訴えて下さい。そのセラピストがさらに視点を変えて頑張るかも知れないですし、担当を変更してくれるかも知れません。
関わるセラピストによって、未来が変わることがあってはならない。
できるだけ多くの方が、納得した形でリハビリを受けられることを望みます。
その権利を、みなさんがお持ちであるという事を、覚えておいてください。