大きな第一歩
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おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。
昨日はお昼まで仕事をして、そのあとは夜まで研修会。ちゃんと感染症対策万全の中、広い部屋で開催しました。
受講生の子、全員が腰椎を的確に触れていないことに気付き…。基礎からやり直し。でも、気付けて良かった!
さて、昨日は出張している患者さんから、とても良いご報告を受けました。
都内の大学病院に、時々受診されているのですが、今回は待合室から診察室まで歩いていけたのこと。
数か月前は、移動がすべて車いすでしたから、これはとても大きな一歩です。
これは勝手な推察ですが、進行性の難病であるため、おそらく担当医の先生も状態が悪化しているか。もしくは、維持で精いっぱいだと予想していたのではないでしょうか。
大腿部が太くなり、また握力も左右共に3キロほど増えていたそうです。
先生からは、「リハビリを相当頑張っているのですね」と声を掛けられたとか。
帰りも、診察室の出口まで立ち上がって見送ってくれたと、ご家族から報告を受けました。
これはすべて、ご本人。そして辛抱強くサポートしてくれているご家族の力です。
僕はきっかけを作ったにすぎません。
はたから見たら、小さなことでも。まずは目標に向かって、前進できることを確認できたことが、とてもとても。とっても大きい意味を持つのです。
一般的には回復が難しいだろうと言われている患者さんをほかにも担当していますが、突破口は必ずあると思っています。どこまでお力になれるのかは、誰も分かりません。
なんでも良くします と、軽々しく言うつもりもありません。
でも、こうゆう患者さんもいらっしゃる。
この事実は、僕自身にも活力を与えてくれる。
さぁ、今週も頑張りましょう。