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変形性膝関節症(1)

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 おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。

 今朝は「変形性膝関節症」について書きたいと思います。最初にお断りしておきますが、今は様々なサイト、雑誌、整体院や接骨院さまのホームページなどで、自主トレや細かい病態の説明を見ることができます。

 同じような記載をしても、おもしろくないですし、このブログを読んでくださっている稀有な存在の方に役立てないかなと思います。

 自分が勉強してきた中、そして実際の臨床経験の中で感じたことなどをエッセンスに加えながら、書いていきたいと思います。

 途中に専門用語が入りますが、それは読者の方に調べてほしいと思います。ご自身で調べると、頭に残りますから。

 さて、変形性膝関節症。定義を調べてみますと…はっきりとしたものは無いようですね。

 ここでは一番簡単な理解→「膝の軟骨がすり減り、関節が変形して痛みを出すもの」と捉えておきましょう。

 病院で膝が痛いと言って受診すると、中高年以上ではほぼ間違いなくこの診断名が付けられると思います。半月板損傷、前十字および後十字靭帯損傷、内側側副靭帯損傷、伏在神経痛…このように詳細に診断名を付けられる医師は、少ない印象です。もしMRIなどを取らずに、このような詳細な診断名を付けられる医師がいるとしたら、それは相当な実力を持った先生だと思います。

 多くはレントゲンを撮って、大腿骨と脛骨の間が狭くなっている。なおかつ、痛みがある=変形性膝関節症ですね…。となるわけです。

 長く生きていれば、関節が変形するのは当たり前だと思いませんか?もちろん、変形の強さには個人差がありますが、重力に抗して人は生きているわけですから。

 ちなみに僕は右ひざに古傷があります。内側の半月板損傷を経験しており、一時は膝が曲がりせんでした。それもスポーツで壊したのはではなく、しゃがんだだけで「バキッ」…

 中で軟骨が割れたような感触がありましたので、すぐに半月板損傷と分かりました。そういえば、思い返すと、半月板損傷をしたのは東日本大震災の数日前でした。

 当時は自動車で職場へ通っていましたので、ガソリンが手に入らなくなってからは、痛い膝を庇いながら自転車通勤をしたのです。1時間以上かかりましたね。あれは大変でした。

 話が反れました。僕は今36歳ですが、すでにレントゲン上では変形を認めます。

 つまり、「変形性膝関節症」という診断名が付けられてもおかしくない。そうなると、年齢はそれほど関係ないのかも知れませんね。

 

 さて、膝の軟骨が減ると、なぜ痛いのでしょうか。患者さんのイメージとしては、「軟骨がすり減って、ぶつかることで痛い」。これが多いのではないでしょうか?

 これは一部合っていて、一部間違っています。重度の変形がある方に関しては、実際にそのような方もいます。

 ただし、痛みというのは神経がある場所だから感じるわけです。軟骨には神経がないというのは、よく聞きますね。

 でも、軟骨下骨という場所は痛みを感じる。まぁこのあたりは、飛ばしましょう。どっちみち、関節軟骨が減っていくことで、炎症・痛みを感じるケースは存在するのです。

 僕が「変形性膝関節症」の患者さんを臨床で診ていて、痛みの要因として捉えていたのは…

 膝周りの筋肉、関節包、伏在神経、鵞足炎、半月板、坐骨神経…このあたりが多いですね。

 「膝が痛いときは、何をしたらいいの?」これが気になりますよね。

 一般的には筋トレやご自身で行えるマッサージ、あとは軽い膝周りの整体となるでしょうか。

 理学療法士という観点で見ると、まず一番に出てきやすいのは「大腿四頭筋」の筋トレです。

 これは自分が学生の頃から、ずっと言われていることです。古臭い=進歩がない=効かない…

 と思っていた時期もありましたが、実は違います。大腿四頭筋の筋トレは、案外効くのです。

 ただ、やり方にはコツがあります。ただ単に重りを巻いて、膝を伸ばせばいいのでありません。

 詳しくは…

 長くなりましたので、また次回に続きを書きたいと思います。また明日に。

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