ファミコン
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おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。
今日も暑くなりそうです。夕方は雷雨の可能性が高いとか…。出張に出るので、傘を忘れずに…と。
以前の職場では、とあるゲーム会社の社長さんが、患者さんとして来ていました。
色々な裏話を聞かせて頂いて、毎回話が盛り上がったのですが(リハビリは、ちゃんと集中してやっています笑)。
その中で、おもしろい話がありました。
「今は難しいゲームを作ると、クレームが入ることがある」
僕は元々、テレビゲーム大好き人間です。ゲームセンターにもよく通っていました。
今は時間が取れなくてあまりやっていないのですが、そういえば数年目から、「最近のゲームはぬるいなぁ」と感じるようになりました。
グラフィックや操作性は確かに進化しているのだけれども、何か物足りない。
達成感が少ないんです。
自分はぎりぎり、ファミコン世代。
ファミコンと言えば、プレイヤーに媚びない難しいゲームが多かった。
今やっても、クリアできないものがいっぱいあるでしょうね。
でも、その分達成感はすごかった。
今は簡単に答えを検索出来てしまう時代です。
この風潮は、リハビリ職にも言えます。
テクニック重視で、簡単に症状を変化させようとする研修会が多い。
若い子は、早く成功経験を積もうとします。
それは絶対に成長に繋がらない。
安い、価値の薄い技のデパートが出来上がるわけです。
そんなもの、傷を負った患者さんには効かないのです。そして、その現実をみれるだけの強さが持てない。
うちの研修会では、かなり厳しく言葉をかけることもあります。
それは最終的には、患者さんに繋がるからです。
答えなんてない。ゲームと人生は、違うのです。