むくみの怖さ
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おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。
今日もどんよりとした曇り空。
どうやら、8月の第1週あたりまでは、このような天気が続きそうですね。本当に今年の梅雨は長い。
昨日は空き時間を利用して、母親を施術していたのですが、その時に近所の公園からセミの声が…。「声が弱弱しいわね」と話していました。たしかに、ようやく鳴ける時期に来たのに、力がない。
野菜も高いし、洗濯物も乾かない。何となく体が重くて、調子が悪い。
満員電車はムシムシ。
様々なストレスが私たちを襲ってきます。でも、水は生きていくうえでなくてはならないもの。
昨日からの大雨で東北地方が心配ですが、それでも水はなくてはならないもの。
でも、ひとたび牙をむけば、恐ろしい結果をもたらします。
やはり人は弱い生き物なのだと思います。
水と比較して良いのか分かりませんが、人の生理的な活動を営む上で、欠かせないのが体液の還流です。血液だけでなく、組織液やリンパ液、脳脊髄液…。
多くの体液が身体をサポートしており、健康のためには体液の健全性は欠かせません。
当院にお越しになる患者さんの、8割程度は体液の還流に問題を持っています。そして、リンパの割合が高い。僕自身がリンパ浮腫にとても興味を持って、勉強していたことも関係していると思います。
明らかなむくみで、身体が重い。関節が動かしにくい、力がはいらない。
そういった分かりやすい状況だけでなく、微小循環系に影響し、皮膚にリンパ液が滞留しているケースでは、皮神経という表層の神経が炎症を起こしているケースもあります。
皮神経といって、バカにすることなかれ。
皮膚や浅筋膜の痛みは広範囲に広がることもあり、レントゲンでは移りません。つまり病院では発見されにくい痛みとなるのです。実際に右半身の痛みを訴えていた患者さんの、大きな要因はこのむくみでした。
リンパ浮腫を的確に察知し、ケアしていくためには経験値もそうですが、繊細な触診能力が求められます。
これからも、頑張ってそのような患者さんをサポートしていけたらと思います。
今日は15時ぐらいまで当院で仕事をして、それから川口へ出張します。
帰りは何時だろう…。
さぁ、今日も頑張りましょう。