触診
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おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。
やっぱり今朝も雨模様…。
こんな日は、ゆっくり朝寝坊して。10時ぐらいに起きてから、遅めの朝食を食べ…。
そのあとは、夕方までひたすらゲーム。そんな過ごし方をしたいものです。自分は元々、インドア派。身体を動かすことも好きですが、家でゲームをしたり、プロレス中継をみたり。家でも十分に楽しめる性格です。
久しくゲームをやっていないなぁ。
今日もそれなりにお仕事が御座います。そのあとに出張に出向く予定ですので、あっという間に夜でしょうね(笑)
昨日お越しになった患者さんは、右半身の限局した痛みに悩まされていました。
特に右の腰背部痛。
レントゲンやMRIでは大きな異常が見られず。それなのに、強引に「腰部脊柱管狭窄症」との疑いを医師にかけられ、他院への紹介状を渡される。
紹介先の病院でも、その所見は否定され、結局どこに行ったら分からない状況になっていました。
そもそも、腰部脊柱管狭窄症で腰痛は出ません。
間欠性跛行という、歩行障害が特徴なのです。もちろん脊柱管が狭窄する要因として、胸椎や腰椎の変形。そして靭帯の硬化など、様々な所見を合併していることは多々ありますが…。
でも、狭窄症で腰背部痛とはならないはずなのです。
だから、その診断は「適当」という事になります。画像に写らないので、心因性の痛みと勝手に判断されたのでしょうね。
話を聞くと、触診さえもされなかったそうです。つまり、問診とレントゲンだけで診断を勝手に決めて。
手に負えないから、他院へ送る。
そんな診断でも、お金は取られる。お薬を大量に出されれば、副作用でお身体は不調になる。
患者さんが不幸ですね。ちょっと患部を触れば、背部に炎症を起こしていることは明白なのに。
それは、腰部脊柱管狭窄症ではありませんから。
コロナ渦で多くの医院が経営的に大変な状況へ追い込まれているそうです。
が…、そもそも今までの収益に見合った働きを、患者さんに提供できていたのか。今一度見直す時期に来ているのではないかと、思うのです。
今までが殿様商売だったのでは?
製薬会社や薬局もそうですが…。
ちゃんとしようよ。そう思った昨日の夕方でした。