腸脳相関
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おはようございます。みどりリハビリサービスのみねざきです。
今日は本降りの雨ですね。
僕は数年前から、ダムの貯水率を定期的にチェックするようになりました。
最近の夏の暑さは異常であり、これで水不足になったら大変なことだと考えてからです。
「貯水率」と検索すると、簡単に知ることができます。
皆様も、定期的にダムの状況をのぞいてみて下さい。貯水率が高い=水をぜいたくに使っていいというわけではありません。常に水に感謝し、有限であることを忘れないためです。
さて、再来週の研修会に向けて、空き時間は資料作りをちょこちょことしています。
今回のテーマは「免疫」。
徒手療法を通して、免疫能にどのように働きかけることができるのか。
その可能性を示す。
免疫を高める方法はいろいろとありますが、理論を考える上で、避けて通れないのは「腸」ですね。
小腸は最大の免疫機関ともいわれています。
さらに腸を考える上では、脳と腸の連携。腸脳相関を外すことはできません。
「腸脳相関LABO」というサイトがあるのですが、資生堂さんが運営されているようですね。
この腸脳相関LABOは、よくまとまっています。
興味のある方は、ぜひ覗いてみて下さい。
腸と脳と言えば、セロトニンが一つ挙げられますね。
セロトニンは、自律神経系の調節や覚醒状態。手足のスムーズな動きなど、多くの身体の現象に関わっています。
セロトニンの分泌を促す呼吸法があったりもしますね。
大切な物質ではありますが、どうやら腸と脳ではセロトニンの質が若干違うようです。
ですから、脳におけるセロトニンの働きを高めたければ、脳のセロトニンを増やすようにしなければなりません。
腸のセロトニンは、それ自体腸管の血液循環や腸間膜の緊張など、おなかにとって大切な作用を持っています。
ただし、腸がセロトニンの含有量が多いからと言って、腸ばかり考えてみても仕方ありません。
腸と脳が連動して、シーソーのように動くことが大切なのです。
まさに、腸脳相関の真骨頂。
実際、徒手療法でもそのあたりは、変化を出せたりします。
それを今度の研修会で、後輩に指導するつもりです。
簡単ではありませんが、可能性は示さないと。
いや、しかし腸脳相関LABOのサイトは素晴らしい。
最低限の事だけ載せて、あえて不要なものをとことんそぎ落とさないと、このようなサイトは作れません。
勉強になりました。