歯と首の関係(3)
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こんにちは。みどりリハビリサービスのみねざきです。
もう少し書けそうなので、いまのうちに…。
前回と前々回の記事をみて頂いて、いかに口腔内の環境が首に関わっているのか。
お分かり頂けましたでしょうか?
あまり馴染みの無い方もいると思いますので、少しだけでも心にとどめて頂けたら、うれしいです。
さて、歯の環境という意味では、どうしても外せないものがありますね。
そう「歯磨き」です。
皆さんは、歯を丁寧に磨いていらっしゃいますか? いや、別の書き方をするなら、歯を丁寧に磨けていますか?
僕は以前、「マニュアルメディスン」という雑誌に、記事を数回投稿していました。
その最近号のテーマが、「歯磨き」
あまりに口腔内から頸部へ緊張が連動している方が多いため、「口内細菌が影響?」と予想を立てて、丁寧に診ていた時期があったのですよね。
そして、しっかり歯磨きをすると、その直後から首の状態(関節の可動性、頸動脈の循環、筋の緊張など)が改善することを知ったのです。
色々な歯ブラシ、歯みがき粉が研究されている中で、どうしてこれだけ歯周病の罹患率が高いのでしょうか。
食生活の変化は勿論あると思いますが、それだけなのでしょうか。
実は、歯磨きをしっかり丁寧に行えていない人が、かなり多い!
時間を掛けていること=良い歯磨きではありません。
ちなみに僕は、ここ25年以上、歯医者さんに行っていません。特に不具合もなし…です。
詳しい説明を知りたい方は、「マニュアルメディスン研究会」に雑誌を問い合わせて欲しいのですが、簡単に言いますと、手指の緊張具合が、磨き方に大きく作用します。
さぁ、解剖学書のご用意を。
コツは簡単です。指の第一関節の力を抜くこと。これだけです。そうすると、ブラシを操作する視点が「MP関節」に移ります。
この状態で磨くと…。良いみたいですね。
僕は人差し指を幼少期にウサギに噛まれた経験があるため、第1関節の固定が弱い。
つまり、もともとMP関節を視点にして、歯磨きをしていた可能性があります。
「差が良く分からない」という方は、1回目をいつも通りの磨き方にして、2回目を第一関節をできるだけ脱力した状態で磨いてい頂けると、分かると思います。
一度、試してみて下さい。
疑問がある方は、お問い合わせをどうぞ。